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第62回全国ナシ研究大会が開催される

 全国果樹研究連合会(全果連)は7月16日〜17日、石川県金沢市において、第62回全国ナシ研究大会実行委員会との共催で第62回全国ナシ研究大会を開催した。会場の「石川県立音楽堂邦楽ホール」には、全国のナシ生産者や指導機関の関係者約550名が参加した。
 今回の第62回大会は「輝け!個性を生かした攻めの梨産業」を大会テーマとして、基調講演・事例発表が行われた。
 事例発表に先立ち、寺地政明全果連ナシ部会長、吉ア吉規第62回全国ナシ研究大会長が主催者挨拶を行い、谷本正憲石川県知事、山野之義金沢市長、上坂英善全農石川県本部運営委員会会長から歓迎挨拶、雑賀幸哉農林水産省北陸農政局長より来賓祝辞をいただいた。
 全果連会長賞は、加賀市橘長の砂瀬庄一氏が受賞された。砂瀬氏は、石川県梨協会会長などを歴任、零細な米作地帯を石川県内最大の赤ナシ団地に発展させ、国際交流にも貢献された。
 続いて、且O越伊勢丹食品統括部の雨宮隆一氏より「百貨店バイヤーが見た売りたい商品」と題した記念講演が行われた。
 引き続き、「個性を生かした産地振興」をテーマに、長野県・清水敏雄氏(JA上伊那果樹部会)、熊本県・平川哲郎氏(熊本県果樹研究会ナシ部長)、石川県・田中忍氏(農事組合法人奥谷梨生産組合長)の3氏による事例発表が行われた。
 最後に、研究大会は下記の「大会決議」を全会一致で採択し、閉会した。

 

【 大会決議 】

1.「毎日くだもの200グラム運動」と「食育」を積極的に推進し、さらなる消費拡大に取り組む。
2.消費者の期待に応えるため、高品質で安全・安心なナシの安定生産・安定供給に努める。
3.園地の基盤整備や低コスト省力生産技術、有望な新品種の開発・導入を進め、産地の若返りを図り、所得の向上と経営の安定、担い手の確保に努め、持続可能なナシ栽培を実現する。
4.情報や技術の共有化を行い、産地間相互の連携を強化し、安定した価格の実現を図る。

(日園連業務部)