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第39回全国カキ研究大会を開催

第39回全国カキ研究大会

 全国果樹研究連合会(全果連)は8月5日〜6日、和歌山県高野山大学松下講堂黎明館において、和歌山県農業協同組合連合会果実対策委員会との共催で第39回全国カキ研究大会を開催した。会場には全国から柿生産者や指導機関の関係者約600人が参集し、「柿で活きる−柿パワーここにあり!!−」を大会テーマとして研究討議が行われた。

 研究討議に先立ち、西室勝一全果連カキ部会長の主催者挨拶、仁坂吉伸和歌山県知事(代読)と菖蒲奥典侑和歌山県農協連経営管理委員会会長の歓迎挨拶の後、塚本和男近畿農政局長と谷洋一和歌山県議会議長(代読)の来賓祝辞を頂いた。

 続いて全果連会長賞の表彰が行われ、和歌山県伊都郡かつらぎ町の今井七郎氏が受賞された。今井氏は長年にわたって栽培管理技術の開発につとめたほか、他産地に先駆けて早期採果対策の取り組みや、販売形態の改善等において功績を残された。

 その後研究討議に入り、JA香川県中央地区営農センター販売課課長の久保明彦氏が「サクサクグリーン太秋の有利販売について」、奈良県果樹研究会カキ部会部会長の上平茂之氏が「大規模経営の現状と課題について」、JA紀北かわかみ営農部部長の西浦康祐氏が「柿産業で産地の活性化と地域振興」をテーマにそれぞれ発表を行った。

 引き続き和歌山大学観光学部地域再生学科教授の藤田武弘氏より『地域資源を活かした農山村再生の可能性−果樹産業の強みをどう発揮するか−』と題して、記念講演が行われた。

 最後に、「大会決議」を全会一致で採択し、閉会した。

大会決議(大要)

・安全安心で美味しい柿の生産と安定供給につとめる。

・優良品種の振興、高品質安定生産の普及を図る。

・生産者自らが「くだもの200グラム運動」の実践と「食育」に積極的に参画し、次世代に向け健康な食生活の啓発を図る。

・各県協調し柿の美味しさ、機能性などのPRを行い、消費拡大につとめる。

(日園連業務部落葉果樹課)