日園連

トピックス

第52回全国モモ研究大会を開催

  全国果樹研究連合会(全果連)は6月5〜6日、和歌山県和歌山市にて、和歌山県農協連生産販売対策委員会との共催で第52回全国モモ研究大会を開催した。会場の「ダイワロイネットホテル和歌山」には、全国のモモ生産者や指導機関の関係者約380名が参加した。
 今回の第52回大会は「夢あるモモ産地 チャレンジ未来のモモづくり」を大会テーマとして記念講演等が行われた。
 記念講演に先立ち、全果連モモ部会長長田村仁氏が主催者挨拶を行い、和歌山県知事仁坂吉伸氏・和歌山農協連経営管理委員会副会長次本圭吾氏からの歓迎挨拶に続いて、近畿農政局次長小林博行氏、和歌山県議会議長尾崎太郎氏から来賓祝辞をいただいた。
 全果連会長賞は、和歌山県紀の川市の池田順一氏が受賞した。池田氏は、JA紀の里の組織再編による集出荷体制の確立に尽力し、地域のリーダーとして高品質生産や生産振興に貢献した。

 次に、和歌山県の果樹の概要と取り組みについて報告、および研究発表が行われた。発表者は以下の通りである。

・ 「和歌山県の果樹の概要と取り組み」
和歌山県農林水産部果樹園芸課長 岩本和也氏
・ 「もも『白鳳』の高糖度果実生産技術の開発について」
和歌山県果樹試験場かき・もも研究所主任研究員 和中学氏

 引き続き、各産地における事例発表が行われた。発表者は以下の通りである。

・ 「魅力あるモモづくりを実践」
山梨県果樹園芸会モモ部会長 早川宏氏
・ 「JA岡山東モモ部会の取り組み」
JA岡山東モモ部会 河本要三氏
・ 「未来へつなぐ桃づくり」
あら川の桃振興協議会副会長 山名純一氏
・ 「作業用パワーアシストスーツの開発」
潟jッカリ国内営業部西日本営業所 一氏章吾氏、奥迫貴之氏

最後に、研究大会は下記の「大会決議」を全会一致で採択し、閉会した。

【 大会決議 】

1.国内モモ産地が一致団結し、夢あるモモ産地づくりをすすめ後継者の育成を図る。
2.気象変化に対応した栽培技術の確立や有望品種の産地化を進め、高品質果実の安定生産に向け積極的に取り組む。
3.多様な流通チャネルへの対応に取り組み、産地間強調によるリレー販売や消費宣伝などにモモ産地が積極的に協力し合い互いの発展を目指す。
4.環境に配慮した持続的な農業生産に向け、GAPに取り組み、安全安心なモモづくりをすすめる。
5.試験関係機関と協力しながら、より一層生産技術の充実強化を図り、今後のモモ産業発展のため品種や新技術の開発及びモモの機能性成分について研究を進める。

(日園連業務部落葉果樹課)